女風におけるNG行為とは? ~「裏引き」編~

こんにちは、元セラピストの湯藤レイです。

今回は、女性用風俗を含む、風俗の世界に存在しているNG行為について述べていきたいと思います。

NG行為=ルール違反ということですが、そもそも、何故ルールってあるのでしょう?

いろいろ理由はありますが一つ確実に言えるのは、ルールを設けないと誰かが不利益を被るから、です。

ルールを守って利用する上で、何故このルールが無くてはいけないのか、逆にルールが無かったらどうなるのか、この辺りについて知っておくことは、時として自分の身を守ることにもつながります。

さて今回はNG行為の中でも、風俗業界で基本的にどの店舗もNGとしている「裏引き」に焦点を当ててみます。

「裏引き」という言葉の意味から、「裏引き」がNGとされる理由、そして私が「裏引き」について思うことを詳しく述べていきますので、ご一読いただければ幸いです!

「裏引き」とは?

「裏引き」とは、お店を通さずに、お店に在籍しているキャストと利用客が会うことを意味します。

女性用風俗は特に無店舗型が多く、キャストの行動における自由度が高いので、この「裏引き」が発生する隙が大きく、非常に問題視されています。

なぜ「裏引き」がNGとされるのか?

最初に申し上げると、「裏引き」は違法行為ではありません。各店が定めている規約上、NGとされているだけなのです。では、何故多くのお店が規約で「裏引き」をNGとしているのでしょうか。

お店は、お客様からのご予約(及び当日延長の有無)を通じて、①在籍キャストとお客様が会っている事実と、②売上額を請求する根拠、の2つの情報を得ています。では、それぞれの情報をお店が得られないと、どのようなことが起こるのでしょうか。

①在籍キャストとお客様が会っている事実をお店が知らなかった場合、お店はそのサービス提供における責任を負うことができないことになります。何故なら、お店を通していない場合は、キャストとお客様として会っているとみなされず、プライベートで会っているということになるからです。つまり具体例を挙げれば、その時のキャストの態度がとても悪くクレームを入れようとしても、お店は取り合ってもらえません。キャストに何か私物を盗まれてしまっても、お店は責任を負ってくれません。お店としては、会っている事実自体を知らないのですから。

また、②売上額を請求する根拠をお店が持っていない場合、お店はサービス提供に見合った売上を回収することができません。通常、お客様が支払った金額の一部がお店に支払われ、残りがキャストの給料とされることが多いですが、「裏引き」の場合、お店は予約の存在を知らないので、本来お店に支払うはずの金額をキャストがネコババできてしまうということになります。これは、お店にとって不利益ですよね。

まとめると、お店がお客様の安心安全やサービス品質に責任を負えないことや、お店に入るはずのお金をキャストがネコババする可能性があることが、お店が「裏引き」を規約上NGとしている理由です。

「裏引き」について思うこと

以上、お店が「裏引き」をNGにする理由について述べてきましたが、皆さんはどのようにお感じになったでしょうか。「裏引き」には、お店、キャスト、利用客それぞれにとって、メリット・デメリットがあります。

整理すると、下の表のようになります。

裏引きによるメリット/デメリット

表を見ればわかるように、「裏引き」が行われても、キャスト・利用客にとってはデメリットを受ける”可能性”しかありません。これを踏まえると、「裏引き」が積極的に行われてしまう理由、そしてお店が必死に「裏引き」禁止を呼びかける理由が分かると思います。

ただ、違法ではないものの、規約違反であることは間違いありません。「バレた場合」という表記をしましたが、お客様に与えた特別感は他者へのマウンティングにつながり、やがてそのキャストの悪評へとつながります。その場合、お店がどのような制裁を加えるかは……想像つきますよね?

また、お客様が気づかぬ内に「裏引き」に巻き込まれている場合もあります。

一番多いのは、キャストから「自分に予約連絡をすればお店に連絡しておく」と言われ、お店と直接やりとりをしていないケースです。キャストがちゃんとお店に連絡をしているかは、利用客側からは分かりません。

利用客がとり得る対策としては、「オンライン決済を利用する(お店に直接支払う)」、「お店と直接やりとりをする」等が挙げられます。面倒な「裏引き」問題に巻き込まれたくない方は、是非実践してみてください。

※金銭のやり取りがない場合は「タダ会い」と呼ばれることが多く、これを「裏引き」と判断するかどうかはお店次第ですが、多くはプライベートとみなされると思います。

以上、「裏引き」に関するルールについて述べました。

「裏引き」をやめろ、とは言いません。お店を出禁になったり、罰金や強制退店を余儀なくされるリスクがあることを踏まえて、それでもやりたいのなら勝手にやればいい。これが僕の意見です。

次回は、風俗における永遠の課題である、「本番行為」について触れます。

お楽しみに!!

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この記事を書いた人

湯藤レイ
湯藤レイ

女性用風俗セラピスト。
Twitter裏垢男子、ウリ専キャストなどを経験し、女風業界の門戸を叩いた。
主に「ぶっちゃけセラピスト」コーナーにて筆を執る。
(たまに座談会等のMCなんかもやります)